ネット販売されている医薬品は安い?利用することのメリットは?

安さだけでは比較できない、ネット販売と店頭販売

伸び悩む医薬品のネット通販

医薬品のネット販売が解禁されたいきさつは、購入者の利便性の要請と言うより、法律では対面販売を義務づけているわけではないという確認を求めて、ネット販売者が裁判に訴え勝訴したことだと言われています。そして2014年6月12日の改正薬事法の施行によって、OTC医薬品を中心にネット販売が解禁されました。
ネットでの医薬品販売にあたっては、ネット販売者は店舗販売者と同様、各保健所に届けて許可を得なくてはなりません。
そして、ネット販売を始めるに当たって、必要なこととして主なものは、
ネット販売者は営業実店舗をもち、その店舗で実際に陳列販売している医薬品のみを取り扱うこと、
医薬品販売の有資格者を必ず配置すること、
利用者からの電話・ビデオチャット・メール等で問い合わせに対応すること、
1度の購入数には十分注意すること、
利用者の情報を確認し、必要な情報を提供したうえで、利用者の理解を確認の上で発送すること、
など、店頭販売と同等の慎重さが求められています。
同時にこれまで日本国内で見受けられた、医薬品違法販売サイトの取り締まりが強化されました。ネット販売が解禁された3ヶ月後までに、78の違法サイトが閉鎖され、翌2015年度にはネット販売者の約6割で問題があると公表されました。
さて、その後の医薬品のネット販売はどうなっているでしょうか?
購入時の確認義務や許可や報告義務が少ない、医薬部外品や健康食品のネット販売が比較的順調であるのとは裏腹に、医薬品のネット販売は解禁以降、目立った動きは見受けられません。
インターネットの検索サイトで医薬品通販の情報を調べてみても、記事の多くが2014年のネット通販解禁についてであり、その後の動きについてはあまり更新がされていません。

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